天の気、地の気、人の気の考え方
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万象万物は「天の気」で出来ている。
天の気とは科学的に言えば素粒子。
この天の気は当然のことながら目に見えない。
そして天の気が集まって物質となって「地の気」が誕生した。
これも科学的に言えばビッグバンと言われる現象。
この宇宙の全ては1点から生まれたとされていますが、まさに天の気が膨張して集まり物質化して大地なった。
最後は「人の気」。
人の気は天の気と地の気が複雑に混ざり合って出来ている。
四柱推命ではまさに人の持つ4つの柱にある天の気、地の気から宿命、運命を読み解く。
人の気は特殊で、己自身である程度コントロールすることができ、祈りとして他人に分け与えたり、呪いとして相手の運勢を落とす事ができる。
また、人は新たなるものを創造することができる特殊な存在。
人はイメージ(天の気)を、物質(地の気)として生み出すことができる。
例えば、ライト兄弟が飛行機を発明したように。
例えば、ベルが電話機を発明したように。
例えば、エジソンが蓄音機を発明したように。
この世の中には目に見えないけれど存在するものが数多くある。
赤外線や紫外線などの電磁波、空気などの気体、人の心など。
現代社会において目に見えたり科学的に証明された物だけを信じるような風潮がある。
だけど、本当は全員が無意識で知っている。
目に見えるものだけを信じるというのは陽だけを信じるということ。
物事には全て陰と陽がある。
3000年前に釈迦が色即是空を説いたように。
同時期に易学や陰陽五行思想が発達したように。
現代で量子力学の研究が進んできたように。
目に見えない存在は必ずある。
世の中の立派な経営者の方はほぼ間違いなく見えない存在を信じ、感謝している。
人は一人では生きていけない。
一人では生まれてくることもない。
一人であるように感じても、身体は60兆個の細胞と、1000兆個の腸内細菌に生かされている。
誰一人として自分の意思で心臓を動かしている人間はいない。
天に感謝、地に感謝、人に感謝。
陰と陽や天地人、それぞれ調和を図って生きていくことが人の道ではないでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます。