もっと自分を好きになる「心の鎖を外して楽になる方法」
2017/12/26
2016年3月~4月に開催したセミナーの内容を記事にしたものです。
あなたは自分が好きですか?
もし自分を好きではないのなら、あなたは不幸です。
あなたは嫌いな人と死ぬまで一緒にいることに耐え切れますか?
私だったら耐えられません。
どんなに毎日顔を合わせる他人だったとしても、
お風呂やトイレに付いてくることはないですよね。
でも、あなた自身が嫌いだったとしたら、
お風呂に入っているときも、
トイレに入っているときも、
寝る時ですらも一緒に過ごさないといけないのです。
でも、安心してください。
本当は自分のことが一番好き
自分のことが好きになりたいと思っていても、
実は最初から自分のことが一番好きなのです。
あなたは美味しいものを食べたいと思いますよね?
お気に入りの服を着たいと思いますよね?
また、環境の良いところに住みたいと思いませんか?
あなた自身を満たしたいと思っていますよね。
あなた以外もどんな人でも必ず自分の欲求を満たしたいと願っています。
また、あなたはお名前に愛着をお持ちではないですか?
他人に間違えて呼ばれたり、間違えて書かれたりするとイラッとしますよね。
他にも、昔のアルバムを久しぶりに開いたとき、
昔のあなたから探していませんか?
片思いだった人の顔が見たくてアルバムを開いたときなど目的があるときは別ですが、
懐かしいなーと思って開いたときは間違いなく自分自身から探しているはずです。
つまり、、、
自分が嫌いという想いは『思い込み』
あなたは「自分を好きになる方法」を探されているかもしれません。
ですが、あなたは生まれた時から自分のことが一番好きなのです。
あなたは自己嫌悪する赤ちゃんを見たことがありますか?
生まれたばかりの赤ちゃんは、
「快」か「不快」で判断しています。
自分の欲求に正直に生きているのです。
あなたは突然大人になったわけではありませんよね?
ということは、
赤ちゃんから大人に至るまでの過去の経験によって、
自分が嫌いだという勘違いの記憶が積み重なっているのです。
ちょっとぐらいの勘違いだったら良いのですが、
自己嫌悪や劣等感にさいなまれ続けると非常に問題があります。
自分に対する想いや言葉の影響
一般的にはあまり知られていませんが、
放った言葉や想いにはエネルギーが宿ります。
それが「言霊」です。
愛情の込められた言葉にはポジティブなエネルギーが、
悪意の込められた言葉にはネガティブなエネルギーが含まれます。
詳しくはこちらの記事に書いていますので、
チェックしてみてくださいね^^
この記事にある写真のように、
ポジティブな言葉を使えばお米は発酵し、
ネガティブな言葉を使えばお米は腐敗します。
発酵や腐敗は微生物の作用です。
そして、体内に共存している微生物の数は、
数十兆から百兆を超えるとも言われています。
体内にはそれほどの微生物がいるのですから、
普段使っている言葉の影響力は計り知れないのです。
想像してみてください。
あなたの体内がネガティブな写真のようにボロボロになっていくとしたら?
ネガティブな想いや言葉のせいで体内で腐敗が進んでいるとしたら?
健康に気を使って青汁やサプリメントなどを取っていても、
せっかくの効果を半減させてしまいそうですよね。
微生物との関連性は不明ですが知り合いの看護師の方に聞いた話では、
ポジティブな患者さんは治りが早くて、
ネガティブな患者さんは治りが遅いそうなのです。
普段自分自身に投げかけている想いや言葉で、
健康まで左右されてしまうなんて驚かれたかもしれません。
でも、普段から自分自身に対する想いや言葉は、
無意識に出ているのではないでしょうか?
ここからが本題なのですが、
自分が嫌いだという想いはすべて潜在意識に記憶されているのです。
すべてを記憶する潜在意識
潜在意識とは無意識のことです。
心臓を動かしたり、呼吸したり、無自覚な意識のことで、
全体の97%を占めていると言われています。
例えば、あなたは歩き出すときに右足から出すか、
左足から出すかなんて意識しませんよね?
また、心臓を動かしたり胃を動かしたりなんて意識していないことでしょう。
反対に意識できるのは3%程度で、
顕在意識と呼ばれています。
潜在意識は上図のように過去の体験で得た記憶や感情をすべて記録しています。
つまり、自分が好きだと思ったら好きという思いや、
自分が嫌いだと思ったら嫌いという想いが少しずつ蓄積されていくのです。
そして、潜在意識は過去の体験と似たような状況が発生すると、
類似する過去の出来事で体感した感情を呼び起こします。
ここで1つの例を挙げます。
身長の高い2人の青年、A君とB君がいたとします。
A君は子供の頃に背が高くてかっこいいねと褒められて育てられ、
B君は子供の頃に背が高くてウドの大木と言われて育てられました。
この2人に同じように背が高いねと褒めたら、
同じような反応をすると思いますか?
そうですね。
A君が背が高いねと褒められたら、
A君は嬉しいとかポジティブに思うでしょう。
反対に、B君が背が高いねと褒められたとしても、
過去の経験からネガティブな反応をしてしまうでしょう。
この例題のように特定の状況になると潜在意識にある感情が顕在意識に出てくるのです。
では、我々はこの潜在意識に対して、
どのように付き合っていけばよいのでしょうか。
それは、、、
人間は不完全であると自覚する
どんなに完璧であるように見える人でも、必ず欠点があります。
だから、自分を責める必要はないのです。
自分自身を許すことができてこそ前に向けます。
完璧であろうとすると、多大なストレスが襲ってきます。
真面目な人ほど、完璧な成果や完璧な人間関係を求めてしまうのです。
だから、真面目で責任感の強い人は自分自身を好きになれません。
また日本人には多いのですが、失敗を恥と思い行動が消極的になりがちです。
でも、失敗しない人間なんて存在しません。
失敗を恥と思わせているのは、大昔の権力統治の時代の名残です。
時代劇などでも武士が恥をかいたので切腹する話が出てきますが、
昔から失敗は恥だと教えられてきました。
流石に現代で切腹することはないですが、
自己嫌悪に陥ってしまう人は非常に多いのが現状です。
人間は初めて挑戦することで100点を取ることはほとんどありません。
挑戦したことが成功といえるでしょう。
だから、あなたは、この記事を読まれている時点で成功者なのです。
自分の失敗を責めてしまうのは、物心つくまでの親の教育や、学校の教育、
その他の周囲の環境によります。
その中で失敗は恥だと教えられてきただけのことです。
例え失敗したと思っても、
行動した自分を褒めてください。
経験を得た自分を褒めてください。
自己嫌悪で苦しむということは、
精神的な切腹を繰り返しているということなのです。
現代で切腹する人がいたらおかしいですよね?
これは江戸時代では当たり前でした。
当時はだれも不思議だと思わなかったでしょう。
あなたが自己嫌悪で苦しんでいるとすれば、
それは江戸時代に切腹する人と大差ないのです。
価値観を変えましょう。
視点を変えれば楽になります!
もっと気楽に挑戦しましょう。
行動した分だけ経験を積み重ねることができます。
あなたは大丈夫です。
ブログを読むという行動を実践されたのですから。
自分の体験談
私も自分を責めていた時期がありました。
私は小学校の時はイジメを受けていたし、
不登校になりかけました。
また、19歳の時、自己嫌悪の塊でした。
幾人か友人はいましたが、落ち込んでいることを友人に見せることができず、
次第に学校に行かなくなり、1年近く引きこもってしまったのです。
このとき、きちんと学校に行けない自分が情けなくなり、
両親に申し訳なさと、自分でもどうすることができない無力感、
そして自己嫌悪の塊となっていました。
引きこもりから立ち直ったキッカケは母からの電話でした。
母から心配しており実家に帰ってこないかと言われたのです。
このとき、母に謝罪することができ、
結果としてあと1年通学する許可を貰いました。
おかげで自分の中の感情が整理され、
前を向くことができたのです。
すぐに自分を許せたわけではないですが、
変わろうと考えと行動したことによって、
自分自身を許せるようになりました。
私は以下のことを身をもって体験したのです。
ネガティブな感情は溜めない
ネガティブな感情は発散しないと潜在意識の中でくすぶり続けます。
辛い、苦しい、悲しいといったネガティブの感情は何らかの形で発散しましょう!
発散方法の例として、
- 人に話す(友人に相談、愚痴をこぼす、泣き言をいうなど)
- 紙に書きなぐって破り捨てる
- 物に当たる(お皿を割る人も・・・)
- 身体を動かして発散する(カラオケやランニング、スポーツなど)
などがあります。
あなたも嫌なことがあったら、
パーッと感情を吐き出してしまってください!
そして、もう1つ重要なことがあります。
長所と短所は表裏一体
長所はよくて短所は悪いと思っていませんか?
実はそうでもないのです。
例えば、
気が長い人は1つのことにじっくり取り組める。飽きない。でも、行動は遅い。
気が短い人は行動が早い。でも、じっとしていられない。
ということが挙げられます。
気の長い人は一見すると長所ですよね。
じっくりと腰を落ち着ける作業には向いているでしょう。
しかし、展開の早いビジネスには不向きだったりします。
反対に気の短い人は「短気は損気」なんて言葉があるように、
一見すると短所です。
しかし、それは頭の回転が早いことの裏返しでもあります。
だから展開の早いビジネスに向いていたりします。
このように、あくまで長所と短所は表裏一体なのです。
長所と短所は個性の一側面に過ぎないということです。
冷静に視点を変えて自分を視ることができれば、
短所だと思っていたが長所にも変わります。
視点を変えることができれば、自分を褒めることができるようになり、
自分にポジティブなエネルギーを蓄えていくことができるのです。
あえて言うと、これが「自分を好きになる方法」と言えるでしょう。
だから、あなたもご自身の短所を見つめなおしてください。
ぜひ、以下の質問に答えてください。
きっとあなたの強みが見えてくるはずです!
- 自分の長所は何でしょうか?
- なぜ長所だと思っているのでしょうか?
- 自分の短所は何でしょうか?
- なぜ短所だと思っているのでしょうか?
- その短所の別の側面は何でしょうか?
さて、ワークはこの辺にして、
この記事で一番お伝えしたい事をお話しします。
あなたは100%の存在である
先ほど人間は不完全な存在であると言いましたが、
すべての長所には短所があるということです。
不完全ながらあなたの個性があるということ、
それで100%なのです。
あなたの個性はあなただけの物で、
あなたの長所を伸ばし、短所を他人と補い合えば困ることはありません。
数字が得意な人が経理をやればいいし、
人と話すのが得意な人は営業をやればいい、
人をまとめるのが得意な人が上役をやればいい。
あなた自身の個性を受け入れ、楽になりましょう!
自分を好きになるには最初の一歩から
今まで自分を厳しく接してきた態度をすぐには変えられないかもしれません。
ですが、少しずつ自分に寛大になりましょう。
今まで自分を厳しく接してきた態度をすぐには変えられないかもしれません。
ですが、少しずつ自分に寛大になりましょう。
行動した自分を褒め、失敗した自分を許すようにすれば、
必ず自分を好きになれます。
自分の失敗を許すことができない人は、他人の失敗を許すことができません。
自分を好きになれない人は、他人を好きになれないのです。
そのために、まず自分自身に愛情のある言葉をかけてください。
自己嫌悪におちいったら、視点を変えてみてください。
少しずつ潜在意識にポジティブな感情を入れることが重要です。
泥水の入ったコップに水を一滴ずつでも垂らしていると、
時間がかかっても綺麗な水に入れ替わります。
今まで何十年と生きてきて潜在意識に溜まった泥水は、
少しずつ入れ替えていくしかありません。
しかし、潜在意識は次の性質があるので気を付けましょう。
潜在意識は変化を恐れる
三日坊主になる最大の原因は、潜在意識が変化を嫌うからです。
潜在意識は体温や心拍数などを管理しています。
このため、潜在意識は劇的な変化を嫌います。
だから、変わろうと行動し始めても途中で挫折することが多いのです。
もし、あなたが自分を好きになろうと行動を始めたとしたら、
潜在意識は自分が好きではない状態を守ろうとします。
必ずネガティブな出来事が起きたとき、
潜在意識はネガティブな反応をしてしまいます。
この反応を意識的に乗り越えていく必要があります。
3%の顕在意識と97%の潜在意識の戦いです。
よほど意思の強くないと勝てません。
でも、負けてもいいのです。
何度でも挑戦して、挑戦して、挑戦し続けていくと、必ず乗り越えることができます。
私は皆さんをサポートするために、
無料のメール講座や交流会、セミナー、個人セッションを開いています。
もっと自分を好きになりたい方は気軽にご相談ください。
あなたは間違いなくご自身を好きなのです。
どうかそのことは忘れないでください。
長い記事になってしまいましたが、
最後までお付き合いいただきありがとうございます。